2010年3月24日水曜日

カナダ視察旅行記

 3月13日(土曜日)~3月18日の日程でカナダのバンクーバーに視察旅行に行った。日記は、視察の部分を除いたもの。前の日記に書いたけど写真もあります。

3月13日(土曜日)
 朝10時過ぎに出て広島空港に向かう。以前は関西空港からバンクーバーへ直行便があったらしいのだけど、今は無い。ということで広島ー羽田、羽田ー成田、成田ーバンクーバーという乗り継ぎをする羽目に。これが現国交相の言う空港のハブ化が必要ということか。国内の主要空港(羽田)に着きながら、国際線に乗り継ぐためにはバスで1時間かけて成田に移動しなければいけないというのはどう考えても非効率的。くたくたになりながら、成田空港から17時40分発のJALでバンクーバーへ。搭乗客が多く空席がほとんど無かったので、それでなくても狭いエコノミーの席ではこれまた疲れた。VIPになりたーい!日付変更線を越えてバンクーバーに到着したのが同じく13日の午前9時。一度終わったはずの13日をまた1から繰り返さなきゃいけない、何だかスゴロクの「振り出しに戻る」状態。今回の視察でお世話になるLyn Bennさんとも空港で無事に再会。ホテルまで送ってもらう。その後は同僚と二人で時差ボケ解消のため無理やりショッピングをしたりしたのだけど、あまりの疲れと眠気でダウン。一度ホテルに戻り休憩した後、改めて出直した。簡単なショッピング、そして夕食は中華系でシーフードのお店へ。新瑞華海鮮酒家(Sun Sui Wah Seafood Restaurant)というお店で、どうやら蟹(Alaska King Crab)が有名らしく、お店を入ると正面にある水槽の中には大きな蟹がたくさん!!お店では蟹を注文すると、料理をする前に足を広げると1メートルはありそうな蟹を生きた状態で持ってきてくれる。お客さんはそれを持って記念撮影をしたりしている。僕たちは二人だったのでバンクーバークラブ(Dungeness Crab)を注文。サイズは小さいんだけど、それでも二人では食べきれない位の大きさだった。メニューには日本語もあり、味も薄味で美味しいのでお勧め。現地の人達も沢山来ていたので有名店なんだと思う。ホテルに戻ったのが夜9時過ぎで10時過ぎには就寝した。

 ちなみに今回ホテルのあるRichmondは中国系の移民が多い街。1997年の香港の中国への返還の際に多くの移民がバンクーバーに来たらしい。実施この辺りでは白人を見かけることの方が少ない。というかこんなに日本料理店が多いとは知らなかった。

3月14日(日曜日)
 夜中の2時にDaylight Savingsによりいきなり1時間時計が前に進む。まあ17時間の時差を乗り越えてきているので1時間位時間が変わったっておまけみたいなものか。今日は明日から視察に行く大学のスタッフLynさんによる観光ツアー。Granville IslandCapilano suspension bridgeに行く。Granville Islandはアーティストがお店を出していたり、道端でパフォーマンスをしていたりして、何だか楽しい。中には日本酒を作っている所もあってびっくり。話を聞くとオーナーは福岡で修行をした人なんだとか。たまたまかどうかは知らないけど、お店にいた人は日本語を喋れました。Capilano suspension bridgeに到着した時はあいにくの雨。とりあえずは一周したんだけど、。。。カナダの自然を手軽に味わうという意味では良いのだろうけれど、天気が災いして疲れてしまった。夜はどこにもでかけずホテル内のレストランで食事、そして就寝。いよいよ明日から視察。

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 という感じで残りは現地視察。朝から晩までずーっと忙しい中付き合ってもらった事に感謝。ほんっとに有意義だったけど,とても疲れた。でもご飯がおいしかったので許す(誰を?)。バンクーバー自体は自然が美しいけれど,街並みが美しいということはなかった(街並みの美しさで言えばやっぱりヨーロッパかな。日本も街並みはあまり美しくない。)。でも素敵な人に囲まれて良い思い出ができた。いつも思う事だけど,「旅=人との出会い」だね。以前就職したばかりの頃,毎年夏に学生の引率でイギリスに行ってたんだけど,その時は必ずその後1週間有給休暇を取ってバックパッカーもどぎなことをしていた。そこでの出会いは忘れられないなぁ。一度アイルランドのユースホステルで出会ったドイツ人二人の男子学生と飲みに行ったことがあって,「写真送るから連絡先教えてー」なんて言われたので,名刺を渡した。そしたら,「???」って目でその名刺をのぞきこんでた。大学教員がユースホステルに泊まってるのが不思議だったんだろな。うーん,今はそんな無茶なことができるだろうか。。。しかし,やっぱり海外旅行は良い!楽しい!最近プライベートで行けてないけど,また行きたいなー。
 ちなみにバンクーバーは移民の多い都市。ロンドンも移民の多い都市で,ロンドン市民のことをLondonerと呼び,誇りに思っている。バンクーバー市民にも同じような表現はあるのか気になったので聞いてみるとVancouveriteという呼称があるらしい。Londonerほど一般的ではないらしいけど。あとはカナダ人を呼ぶ言葉としてCanuckというものもあるらしい。ジーニアスで引くと((通例侮蔑))とあるけど,結構一般的に使われているみたい。
 

2010年3月20日土曜日

I'm back!!!

 3月13日(土曜日)~3月18日(木曜日)の日程で行っていたカナダはバンクーバーの視察から帰ってきた!日付変更線をまたぐので,実際に帰国したのは昨日19日(金曜日)。今回はバンクーバー→成田→羽田→広島空港→広島駅→お家,という成田ー羽田間の移動(バスで約1時間)が入っていたので大変だった。バンクーバー=成田間は約8時間なのに,日本国内についてからお家までも同じぐらいの時間がかかるって,何だか理不尽。昨日家に着いたのが午後11時,結構ちゃんと寝れたので今のところは元気。でも日本語やら英語やら,現在,過去,未来やらいろんなものがごっちゃまぜになって,いまいち思考がきちんと働かない。まあ,今日の卒業式が終われば明日,明後日と連休なので少しリハビリします。
 視察に関する日記はここに,そして視察のまとめについては研究のブログに近いうちにアップします。とりあえずはバンクーバーで撮ってきた写真でもどうぞ。

2010年3月12日金曜日

3月の予定

 休暇期間中はもっといろいろなことができるはずなんだけどなぁ。気付いてみたらもう3月も中盤。3月のイベントと言えば,これまでこんな感じ。

3月6日(土曜日)第2回キャンパス学習
 いわゆる秋の入試で合格した人を対象にしたキャンパス学習の2回目。1回目はぎこちなかった子たちも,高校を卒業して見かけ(制服→私服)だけではなく,中身も成長した様子。大学には行ってから勝負です。楽しい学生生活を送るためにも今のうちに勉強で苦労しましょうね。

3月7日(日曜日)後期入試
 本学のとりを取る入試。秋から始まった長ーい入試期間がようやく終わりました。今度は広島修道大学の学生としてキャンパスで会いましょう。

3月10日(水曜日)
 ゼロから企画立案をした講演会が無事終了。懇親会が終わり抜け殻。

3月はやろうとしたことが自分の容量を超えて120。そのうち実際に形になったのは10程度。形にならないお仕事はたくさんしたのだけど,何だか気持ちがとっても焦る。。。まぁ,これが来年度に一気に形になることを願おう。今週末からカナダ出張です。詳細はまた後日!

2010年3月4日木曜日

2009年度学年末授業アンケート結果

 後期末に行った授業アンケートの集計結果が返ってきた。3科目行ったアンケートの簡単なまとめ。設問は各5点満点(A=5,B=4,C=3,D=1の加重平均)。

「e-learning英語II」履修者数45人(回答者数34人)
設問平均4.7(科目別平均4.6,受講者数平均4.5)

e-learning英語に対する評価の平均点を頂いたという感じ。来年度は違う学科を担当しますが,より良い評価をしてもらえるように頑張ります。一番低かった設問は「学習意欲が増した」で,4.2。これは科目別平均でも4.2なので,科目自体の特徴と言えるかもしれないけど,改善の余地あり。この科目に関しては来年度eラーニングの利用方法も含め改善を行う予定です。

~自由記述欄より~
「アシスタントの方が優しくて質問しやすかった」をはじめ「先生のe-learningでよかった」など肯定的な意見をたくさんいただきました。有り難うございました。「席の周りがうるさかった」「黒板の字が少しみえにくい」などについては気をつけていたつもりですが,改善します。

「英語の諸相II(英語の意味論・語用論)」履修者数34人(回答者数26人)
設問平均4.9(科目別平均4.6,受講者数別平均4.7)

テキストは英語だし内容も難解なのだけれど,予想以上に高評価をいただきました。ただし履修人数が34人というのにも助けられているよね。「教員の声・話し方は聞き取りやすかった」,「黒板や機器等の使用が適切だった」,「質問や発言を促し,それらに充分対応していた」,「学生の反応や理解度をみながら授業が進められていた」は5.0,一番低いものとしては「学習意欲をかき立てられた」で4.7(科目平均4.3,受講者数別平均4.5)。この項目の評価は「e-learning英語」とも共通するし,ここ数年の課題。授業時間なんて限られているので,学生自身が興味を持って授業外で自発的に勉強してくれるような授業を展開したいなぁ。

~自由記述欄より~
「授業のプリントがとてもわかりやすかった」など理解補助プリントを準備した点については多くの学生に評価してもらいました。また授業中に観た映画も高評価でした。しかし,「先生の男レベルが高いこと。」とはどいうこと??男子学生からのコメントのようですが,同性からこのような評価をもらえるのは純粋に嬉しい。春休み期間中も頑張ってレベル上げます,ボスを倒せるぐらいに。

ゼミナールII」履修者数13人(回答者数10人)
設問平均5.0(科目別平均4.6,受講者数別平均4.7)

ほぼ5点をいただきました。その中で低かったのは「講義要項と授業内容が一致していた」4.9,「教材は授業内容の理解に役立った」4.9,「学習意欲をかき立てられた」4.8といった所。講義要項と授業内容は一致しているはずなんですけどねぇ。教材に関してはテキストが難解なこと,そしてゼミ生が準備するハンドアウトが中心なので,理解に苦労する時もあるのかもしれませんね。学習意欲に関してはゼミですからねぇ,もうちょっとかき立てないと,自分。

~自由記述欄より~
「毎回とても楽しかったです」,「生徒主体の授業進行で,分かりやすかったです。質問をしやすい空気づくりができているところ。」はい,それはいつも心がけていることなので評価してもらえてとても嬉しいです。「教材が重い」いや,軽い方だと思うけどなぁ(厚いけど)。「ゼミと就活がかぶったら大変なので少しだけでいいので考慮してくれたら嬉しいです」もちろん考慮はします。でもゼミと就活を両立させるのも大事なスキルですよ,一緒に頑張りましょう!

もうすぐ来年度が始まりますが,来年度もよろしくお願いいたします。

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追記:ネットで話題のtwitter。総理大臣や現職国会議員が情報発信しているのをはじめ,芸能人などもやってます。何と宇宙飛行士の野口さんが宇宙ステーションから発言したりもしています!!!新しい情報発信・検索ツールだと思います。慣れるまで少し時間がかかりますが,試しにやってみると面白いかも。