2010年12月16日木曜日

10月,11月,そして12月

 気が付くと2ヶ月以上もブログを書いていなかった。最近は思いついたことをtwitterでつぶやいて,メモ代わりに使っているので,わざわざまとまった量でブログに書く必要性を感じなくなってしまっていた。Steve JobsのプレゼンのようにBullet pointsを140文字以内で言い切るというのは大切なことなのだろうけれど,一応物書きさんという職業でもある以上,あまりにもtwitterだけに依存するのは危険な気もする(笑)。とりあえずは,過去のtwitterを見直してこの2ヶ月ちょっと何を思っていたかを見直してみる。

その1)Maharaは面白い。
 最近流行のポートフォリオ,そしてSNS昨日を持つオープンソースのeポートフォリオMaharaのフォーラムに参加した。Moodleと同じく,オープンソースなので知識さえあればインストールして利用するのは無料。両方ともちょっと癖があるんだけど,やっぱり無料でこれだけのものが使えるっていうのはすごい!eラーニングを避けて通るのはこれからの時代無理だろうから,最小限の(金銭的)コストで教育効果を少しでも上げる手助けができる技術は積極的に導入するべきだと思う。但し難点は,それだけのことをしようとするとそれだけの(時間的)コストがかかるということ。授業準備やオンライン上での活動に対するフォローなど,仕事量は倍増どころの騒ぎじゃありません・・・。

その2)Googleのテクノロジーを活用する。
 好きな人嫌いな人いろいろいるけど,Androidをはじめとして最近またもや注目を集めつつあるGoogle。Google Chrome OSも出るし,今後も期待大。今までは新しいテクノロジーをどこで探せば良いのか分からなかったんだけど,Google newというサービスを使うと,見つけやすい模様。

その3)USTREAMはすごい。
 本学でもMoodleのワークショップ等を定期的に生中継しているんだけど,無料で世界に向けて実況中継が出来るという優れもののシステム。最近では坂本龍一さんや宇多田ヒカルさんがライブ等で活用したことでも知られている。自分でもiPhone等があれば,何とその場で実況中継をできちゃう(らしいよ)。このサービスは使わなきゃ損です。

その4)iPad,iPod Touchが仲間入り
 この2ヶ月の間にこの2つの機器が僕の研究室に仲間入りした。iPadはPDFファイルの閲覧やちょっとした入力作業に,iPod Touchは今まで通り自分の英語の勉強やスケジュール管理などのために試用中。Retinaディスプレイいいでっせ。

その5)大阪には~の歌
 なぜか知らないけど,最近のマイブームの

その6)何だか楽しくなる映像
 ・ミュージシャンが楽器を忘れてしまった!
 ・ドッキリ!

その7)あの人は今!?
 あんだけ騒がれていたサンデルさんはどこに行ったのだ?僕も騒いではみたが,実は一度も授業を見たことがない。内容というよりは授業テクニック的に興味があるので何時かは見てみたいだのけど・・・。そういや,今は「白熱教室 in Japan」なんてことになってるらしいじゃないですか!ちょっと違和感あり。

================================
 そんな感じのここ2ヶ月。そう言えばこの年になってはじめて研究費なるものに応募するための書類書きを複数行った。ある意味論文書きよりも書類書きが趣味だった2ヶ月だったなあ。今年度はほんっとに新たなことをいろいろ始めたので,全てがきちんと定着するように頑張りたい。今年出来なかった心残りとしては,1)スペイン語のお勉強,2)htmlのお勉強,かな。来年の課題にしよう。

 やる前から「私には才能が無いから」とか「やっても意味がない」と思ってしまうのは,自分の可能性を捨ててしまっている。「私には才能が無いから勉強しない」とか「TOEICで高得点取ったって英語は喋れない」とかいうことばは言い訳にしか過ぎない。「TOEICで高得点取ったって英語は喋れない」とか言う人に限って実はTOEICを受験すると高得点が取れない場合だってあるのだ。それだったら,実際にTOEICを受験して満点取って「ほら,僕満点だけど英語喋れないでしょ。だからあなたも全然ダメ」と言える方が格好良いかなあと思う今日この頃。

話は全く変わるけど,Dreams Come Trueのコンサートにも行ったんですよ!まさに青春真っただ中に聞いていた人たちなので何だか感動したしトキメイターーー!

来年度以降,自分の中で改善しなきゃいけないこと:
・英語関連のお勉強:
英語の勉強を地道にするだけではなくて,英語試験(TOEICやTOEFL)を二日酔いでも満点取れるレベル位にはなりたい。
・統計のお勉強:
今までは避けて通ってきたけど,ようやくSPSSを使って分析をしてみた。やらなきゃわからない。でも今の統計に関する知識は幼稚園レベルだと思うので,少しは知識やスキルを向上させたい。
・語学のお勉強:
英語は趣味じゃなくなってしまっているので,スペイン語や韓国語を趣味で勉強したい。今の時代,1カ国語しか外国語を喋れないのは時代遅れだ。
・eラーニングにかかわるスキルのお勉強:
おそらくプログラミングができるレベルには到達できないけれど,一定のレベル以上で使いこなせるだけの知識やスキルを身に付けたい。今後ますます必要とされるはずだし。






2010年9月27日月曜日

修道力

 修道力とは何かと言うことはさておき,現在広島修道大学は中国新聞で毎週土曜日(?)に写真入りの広告を出している。9月25日(土曜日)はその第2回,人文学部ということで,僕と在学生の仁後さんの対談形式のものが掲載されている(新聞を見逃した人はホームページ上に載っているので,そちらをご覧下さい)。

 ポーズが恥ずかしいだとか,単純にたまたま僕が載っただけで全然大した事じゃないだとか,その新聞記事を見て大騒ぎした高校時代の担任の先生が20年ぶり位に電話してきてくれたとか(これはビックリ&嬉しかった!),そんなことはどうでも良くて,人文学部,特に英語英文学科の学生は是非内容を読んで欲しい。最初から出来るんじゃなくて,大学に入って努力すればどこまでだっていけるということを彼女の挑戦が証明しているから。

 僕なんかが偉そうに言うよりも,自分たちと同じ学生が言うことに耳を傾けた方が早い。今回のこの記事を読んで少しでも自分の大学生活を前向きにとらえ「学び」について真剣に考えてくれる人が出てくれることを望んでいます。

2010年9月25日土曜日

2010年度前期末授業アンケート結果

前期末に行った授業アンケートの集計結果が返ってきた。3科目行ったアンケートの簡単なまとめ。設問は各5点満点(A=5,B=4,C=3,D=1の加重平均)。
「e-learning英語I」履修者数43人(回答者数39人)
【授業の体系性】
設問平均4.8(科目別平均4.7,受講者数平均4.7)
【教授方法・講義内容】
設問平均4.7(科目別平均4.5,受講者数平均4.4)
【授業の体系性」については評価があまり芳しくなかった。特に「授業のねらいや学習目標は明解でしたか」の設問に対しては4.7(科目別平均4.6,受講者数別平均4.6)で,平均と大きくは異ならないが,「あまりそう思わない」が2名いたということは真摯に受け止めたい。【教授方法・講義内容】に関しては,「学生の反応や理解度を見ながら授業が進められていましたか」が4.8「学習に対する興味・関心を刺激する授業でしたか」が4.6だった。前者は常に授業で意識していることなので素直に嬉しい。後者の設問は予想より高かったので驚いた。「教員は私語など受講マナー上の問題に対して適切に対処していましたか」という設問は4.6(科目別平均4.5,受講者数別平均4.4)だったが,「あまりそう思わない」,「そう思わない」がそれぞれ1名ずついた。eラーニングということでコンピュータを使うこともあり,なかなか意識の浸透を図るのが難しいのだけれど,快適な授業環境構築のため,努力します。
【自由記述欄】
・「プロジェクターが見づらい」=改善します。
・「楽しく学べた」=文法を扱う授業は大変ですが,良かったです。
・「大澤先生のような先生になりたい。翻訳家志望だけど」=突っ込むには時差がありすぎか。。。
「英語研究III」履修者数64人(回答者数51人)
【授業の体系性】
設問平均4.9(科目別平均4.7,受講者数平均4.7)
【教授方法・講義内容】
設問平均4.8(科目別平均4.5,受講者数平均4.4)
受講者数の割には良い評価をいただいたと思います。【教授方法・講義内容】における設問,「学習に対する興味・関心を刺激する授業でしたか」が4.9(科目別平均4.4,受講者数平均4.2)だったのは非常に嬉しい。パワーポイントやビデオなど視聴覚教材を多用したのが功を奏したのでしょうか。「課題(発表,レポート,小テスト等)は勉学を深める上で役立ちましたか」は4.6(科目別平均4.5,受講者数平均4.4)だった。この授業はあまり課題を出さなかったのでこのような点数になったのかもしれない。適宜学習意欲を喚起するような課題を課す事を心がけたい。
【自由記述欄】
・「Power Pointで進められる授業はとてもわかりやすかった。Moodleを利用することで自分たちでPower Pointを見て復習できる点もよかった。」=今年度はmoodleというeラーニングシステムを使い始めたので,こういった感想があったことは嬉しい。
・「難しい内容ですが先生の説明が分かりやすかったことです。映像や図なども多くあり、楽しかったです。」
・「この授業で1度も寝てしまった事がなかったので面白い授業だったと思います!!」
・「前期の授業の中で1番おもしろかったです。先生おつかれさま!やったね!」=やったね!さりげなく大学の中でアピールしておいて下さい。
・「先生の私的な話がなければ授業・・・60分でおわりますよ!」=いや,70分はかかると思う!
・「書くことが多いです」=パワーポイント等のスライドを使う時の注意事項ですね。気をつけます。
「ゼミナールI」履修者数15人(回答者数9人)
【授業の体系性】
設問平均5.0(科目別平均4.7,受講者数平均4.8)
【教授方法・講義内容】
設問平均4.9(科目別平均4.5,受講者数平均4.6)
少人数のゼミならではの高評価をいただきました。今見返していた思ったのは回答者数がたったの9名?ってことはこのアンケート実施した時にそれだけ休んでいたってことかな?記憶に無いんだけど。。。【教授方法・講義内容】における「授業の内容は理解できましたか」が4.7(科目別平均4.3,受講者数平均4.4)だったのは後期に向けての課題。ゼミナールでは専門書を英語で読んでいくので大変なのだけど,それに対するサポートももう少し充実させていかなければ。【自由記述欄】には「内容が少し難しかったですが、楽しかったです。」や「難しいテキストなのに、先生が分かりやすく解説してくださるため、授業が分かりやすいです。」といったものがあるので,少しは対応できていたのかもしれないけれど。
ということで遅ればせながら前期のまとめ。今年度はいろいろ新たな取り組みをやっているのでその評価を真摯に受け止めて改善に努めたい。後期もよろしくお願いいたします。
"

2010年9月1日水曜日

ここ1ヶ月の備忘録

早いもんで,もうすぐ夏休みも終わろうとしている。前回の日記以降の備忘録。

8月11,12日 

 大学主催の研修に参加した。いわゆる「教職恊創」を目指す本学としての新しい試み。同じ職場に働いていながら,教員と職員の間の壁って結構あるんだけど,このように泊まりがけていろいろ話してみると,本当にお互いを理解していないんだなぁということを実感する。丸一日研修,夜懇親会,部屋は相部屋という,何だか企業の新人研修を思わせるノリだったけど,終わってみれば良い思い出。

8月14~22日

 大学の夏期休暇及び施設点検により大学での業務ができない期間。プライベートでいろいろやりました。阿波踊りも観に行ったよ。まだ観に行ったことがない人は,是非桟敷席を取って一度は満喫してほしい。あ,今シーズンはじめて球場に野球も観に行った。しかし球場のビールは高いよ,ありゃ。飲ん兵衛には辛い。

8月30~31日

 学会にて湘南へ出張。湘南海岸が近いこともあってか,日焼けした若者たちが裸でチャリにまたがり,サーフボードを持って行き来していた。道路沿いの店もいかにも「サーファー」御用達な感じのお店ばかり。そんな中2日間会場に通うのは苦痛だった(笑)。結局江の電にも乗れず,江ノ島にも行けず,海も見れず。。。唯一の救いはシラス丼を食べられたことか。

=================

一ヶ月半の夏休みが早くも終わろうとしている。予想通り早く終わったなぁ。そうそう神奈川で電車に乗っていて微笑ましく思った突っ込みどころ満載の母娘の会話。

娘:(携帯電話を見つめながら)「お母さん,誕生日って言って!」

母:(怪訝そうな表情)「え?何で?」

娘:「いいから,早く誕生日って言って!」

母:「誕生日。。。」

娘:(満面の笑顔で)「ここはレストランだからね。はい,いらっしゃいませー。お誕生日ですね。沢山ご用意しますねー。」

娘:「何をするのがお好きですか?」

母:「えっ?」

娘:「何をするのがお好きですか?」

母:「。。。」

娘:「それではー,ハンバーガーとフルーツポンチをお持ちしますね」

母:「は,はい。」

娘:「お飲物は~。。。ビールですね。」

どんだけ,押し付けがましいレストランやねん。。。

2010年8月9日月曜日

大阪出張の雑記

全国英語教育学会に参加するために,8月8日(土曜日),9日(日曜日)と大阪に出張した。毎年お盆前に行われる英語教育研究においては最大級の学会で,これが終わるといつも気持ちが一段落する。けれども来年度は8月20日(土曜日),21日(日曜日)に行われるようで,発表をするとなるとせっかくのお盆休みも何だか気が落ち着かないなぁ。しかも場所は山形。日程的には気が乗らないが,未踏の地,行かねば!!!
学会はと言うと最近の流行を反映してか,小学校での英語教育,ツイッターにおける英語表現の研究,ツイッターを利用しながらの発表(!),などなど去年とはだいぶ様変わりしたようだ。1つの時間帯に20個以上の発表,そして昼食時間帯を利用してのランチョン・セミナーなど,真面目に全部聞いていると休む暇が無い(笑)。当たり外れはあったものの,今後の研究の参考になることも多くあったので近いうちにまとめたい。
この学会は今の僕の研究者としてのルーツのような場所。10数年前にはじめて「学会」と呼ばれるものに参加したのがここ,その時はどの発表を聞いても一体何のことだかチンプンカンプンで,毎年違う県で開催されるので勉強をしに行くというより半分旅行気分だった。その後,緊張しながらもはじめて発表したのもここ。その後発表の回数は多くはないものの,今までの発表の多くはこの学会だった。学会に行く度,顔なじみに会え,旧交を温めることができるのもまた楽しい。今回は大学院時代の先生およびその関係者10数名で通天閣近くの串カツ屋さんに行った。あこがれの「二度づけ禁止」初体験!おいしかったー。
ちなみに僕が現在所属している学会。

全国英語教育学会(中国地区英語教育学会)
日本教科教育学会
日本コミュニケーション学会
外国語教育メディア学会
日本リメディアル教育学会

。。。うーん,研究における自分の悩みを反映しているように統一感が無いな。とりあえずは来年,初心に戻ってこの学会で発表してみようかな(と宣言だけしておく)。

追記:8月2,3日,8,9日と連続で出張したけど,この時期の出張は体力的にしんどい。どちらでもその土地でおいしいお酒と料理を嗜んだけど,その分移動時に汗で大量放出。そして汗だくなのに学会会場に行くと強制的に冷やされるという,何だか一度溶けたアイスクリームを無理矢理凍らせるみたいで嫌だ。一度溶けたアイスクリームをまた凍らせたって美味しくないのにね(訳の分からない喩え)。

2010年8月4日水曜日

久々に東京さ行って思ったこと

8月2,3日と久々に関東に出張に行った。夏休みは約1ヶ月半。そのうち出張や宿泊研修などを入れると,おそらく自分の研究のために使える時間はごくわずか。有意義に使わなければ。

1)東京さ人多い。
何でもあってとても刺激的な都市,東京。年に数度行くのには楽しいが,やはり人多すぎ。坂の上から見えた数百人の人が一斉にうようよと横断歩道を渡る光景は夢にまで出てきそう(笑)。

2)東京さ人疲れてる。
いつも思うのはみんな疲れてる。サービス業の人も笑顔が疲れてるし,街行く人も何だか疲れてるし。どこに行ってもこれだけの人がいるとやっぱ疲れるよね。

3)人間ウオッチング楽しい。
ほんっとにいろいろな人がいるので人間ウオッチングはとても楽しい。海外旅行者らしき人も多数見かけたけど,彼(女)らにとってはこれが日本のイメージとして植え付けられるのかなあ.まさに映画Lost in Translationの世界。

4)ジャガー横田案外小さい。
今回の出張のご褒美は品川駅のタクシー乗り場でジャガー横田を見れたこと。テレビで見る印象よりは案外小さいが,やはり顔は恐い(笑)。

5)八天堂っておいしいの?
品川駅でみかけたパン屋さん。三原でも有名なの?品川駅では,ぼちぼち行列ができてたよ。今度行ってみよう。

========
と,とりあえず思ったことを断片的に綴っておく。自分が発表をしない学会出張は刺激を受けて「がんばろう!」という気になるので良いのだけれど,思うだけで終わることが多いので要注意。

天才と凡人の違いは発想を行動に移すスピードがあるかどうか。
凡人と凡人以下の人の違いは,そういう発想が持っているかどうか。

とりあえず発想はあるのだけれど,それを数年も寝かせてしまう傾向にある僕は,多分漬け物屋さんが向いている。

そう言えば,今回は卒業生が働いているお店にサプライズで訪問してみようと思っていたのだけれど,行けなかったのがとても残念。こんだけ東京に行って観光を何もしていない僕はだめかなぁ。今度,お台場にでも行くべか?一人でよ。

2010年7月9日金曜日

最近気になることば

「生」(なま)

1)食物などを煮たり焼いたりしていないこと。加熱・殺菌などの処理をしていないこと。また,そのさま。「魚をーで食う」「しぼりたてのーの牛乳」

2)作為がなく,ありのままであること。「国民のーの声」

3)演技・演奏などを直接その場で見たり聞いたりすること。

4)技術・経験などが未熟であること。

5)「生意気」の略

6)「生ビール」の略 「ビールはーがうまい」

『デジタル大辞泉』より

何だか「生」と言う言葉が付くだけで,何だか言葉の格が一つ上がったような気がする。

生放送

生八橋

ここまでは許そう。

生キャラメル

生チョコ

生茶

生どらやき

生ゆば

生もろこし

生サプリ

生あんず

生スイーツ

なんかここまで来ると無理やり「生」付けちゃえみたいな勢いが感じられる気もするのだけど。こんなことが気になったのは,つい最近学生からもらったお菓子が「生どらやき」だったので。「生」って便利な言葉ね。僕も今後は「大澤」改め「生澤」にすることにします。よろしく。

2010年7月6日火曜日

中堅

 気付けば,齢を重ねてきた。大学の研究職の公募条件ではよく「35歳以下」という条件がある。つまり他の世界ではバリバリ働いている年齢であったとしても,早くても30歳前後で働き始める研究職においては35というのが,若手と中堅以降を分ける境界線なのだろう。ということで中堅になって最近思うことを,最近の出来事から。

兄との再会

 久しぶりに兄と会って,お酒を飲みに行った。二人きりではなかったのだけど,お互いそんな年齢になったのだ。傍目から見れば兄弟には見えないし,会話をしていても価値観が全然違ったりするのだけれど,お互い独立して歩んできた人生。違って当然。でも昔から違うのは,兄が理系で僕が文系ということ。なぜ?(親戚には理系が多いので,おそらく僕が異端児)。

大学時代のサークルの同級生との再会

 大学時代のサークルの友だちの結婚披露パーティーにお呼ばれした。卒業して10年以上も経過するとお互い記憶が曖昧なので,先輩やら後輩やら同級生やらの情報・消息確認に勤しむ。NTTに勤務していた彼は一念発起して仕事を辞めて,カナダに留学したそうな。すごいなー,みんないろいろ苦労して頑張ってるな。

中学時代のクラブ先輩・後輩の集まり

 中学時代のクラブの顧問が非常にキャラが濃い人だったこともあり,団結力が高まりmixiつながりで数年前に再会。それ以降コンスタントに開催されている集まり。今回は後輩の1人がお店をオープンしたということで,再び集まることに。そして今回は家族飲み会。夫婦での参加,子連れでの参加,お一人さんでの参加,人生いろいろあった上でのお一人さんでの参加,などなど。職業もいろいろ,歩んできた人生もいろいろ,何だかとても面白かった。中学時代にいじられキャラだったあの人は,この年齢になってもいじられキャラ。遅れて急遽会に参加することになった彼は,電話をかけてきたのだけど,電話にでた女の後輩に,「先輩,どうしたんですか?え?来るんですか?手ぶらですか?」と突っ込まれていた。そこまで突っ込まれておきながら,きちんとアイスを買ってきたあんたは偉い!

=======================

 そう言えば,最近大学時代の半分を過ごした東広島を久しぶりに訪れた。昔よく遊んだ場所,飲みに行った場所,バイトしていた場所(お店が無くなってた!!!),驚くほどに変貌していてちょっとショック。また「故郷」の一つが消えたような気がする。経済が発展するのはとても重要だけど,街並みをある程度維持するのもとても大事。そういう意味では幼少時代の一時期を過ごした山口県萩市は何時行っても昔を思い出させてくれる素敵な街なので好きだ。

 こんな日記を書きたくなるほど,いろいろあった1ヶ月。極め付けは,同じマンションに住んでいる住人が,実は小学校1~4年生の時に住んでいた社宅で一緒に遊んでいた人らしいということ!!僕は全然気付かなかったんだけど,相手は一目見て,「あ!大澤君じゃ!」と思ったらしい。そしてその人のお母さんも一目見て「あ!大澤君じゃ!」とやはり思ったらしい。えっ?変わってないんか,俺?

 

2010年6月11日金曜日

最近の日常

 5月は何だか忙しかった。週末に振替授業日やオープンキャンパスがあり,土,日曜日と2日連続で休める日がほとんど無かった。振替授業日は学生だけでなく教員も大変だ。土曜日に月曜日の振替授業をして更に月曜日に同じ学生に授業をするというのは,下手に課題も出せないし教育効果的には疑問が残るなぁ。6月は今のところ,週末に仕事が入っていないので,少しはゆっくりできそう。前期も折り返し,夏休みは学会やらイベントが盛りだくさんなので,息切れしないように頑張ろう。

 最近は何だかブログに書くネタが無い。何か面白いネタ転がってないかね。そう言えば今日は久々に学外出張に行った。行き先は三原市。うちの大学の教員の1つのお仕事である教育実習生がお世話になっている学校への訪問である。その道中,ちょっと前に購入したWimaxの無線ルーターを試してみた。鞄の中にルーターをしのばせておけば,普通のiPod Touchやノートパソコンなどの機器を同時にネット接続できてしまうという優れもの。現在はまだエリアが狭いけれど駅の近くや市街地であれば大体大丈夫(うちの大学はエリア外)。何よりもほとんど使わない人であれば月額380円で加入できるのが魅力かな。僕なんて基本的に出張先や仕事以外ではオフライン人間なので,380円で満足満足。

 今日の訪問先の学校は三原駅から約3キロ。歩くには遠い,タクシーで行くのは何だか勿体ない。行きのバスはあるけど,帰りのバスが無い,ということで迷った揚げ句取った作戦が,以前の出張でも使ったレンタサイクル作戦。行く前にネット検索したんだけど,ホテルの宿泊者向けのサービスはあってもレンタサイクルは無い模様。駄目元で駅にあった観光協会で聞いてみた。

大澤「あのぉー,レンタサイクルなんてものは無いですよねぇ」

観光協会の方「ありますよ」

大澤「え!?いくらですか?」

観光協会の方「1日500円です」

レンタサイクル決定ーーーっ!!!観光協会の人もまさか暑い中,黒のスーツ上下のおっさんがレンタサイクルするとは思ってなかっただろうね。ということで暑い中地図を見ながらチャリチャリ行ってきました。以前の出張の時もそうだったけど,出張先でレンタサイクルしている状況に何だかウケる。訪問校先の校長先生もまさか大学の先生がレンタサイクルで登場するとは思ってなかったみたいで,興味津々。帰り際に,「噂のレンタサイクルはどれですか?」とわざわざ外まで出てきてチャリを眺めておりました。結構つかみとしてはおいしいです。みなさん,是非やってみましょう。

 残念ながらカメラは持っていかなかったので証拠写真は無し。大学に戻ってきた後,試しに冗談で「レンタサイクルって経費として落ちますかね?」と聞いてみたら,ダメだって言われた。やっぱりか。

2010年5月12日水曜日

ゴールデンウィーク明けのつぶやき

 ゴールデンウィークから持ち帰ったもの。日焼け,筋肉痛,疲労。ゴールデンウィーク明けにも有給休暇を取得して海外旅行(別名:現実逃避)をしたりしたので,結構休んでしまった。広島空港へのアクセスはストレスを感じる位良くないけれど,金額的にも時間的にもちょっとした東京出張感覚で海外旅行に行けるのは良いなぁ。お陰で日曜日の夜10時に家にたどり着いたのだけれど,月曜日から何の問題もなく勤務できる。けれども今週金曜日に特別の授業,そして土曜日は月曜日の振替授業ということで,やらなければいけないことは山積み。あれは締切りすぎてるし,これも締切り迫ってるし。。。あれさえ,少し延期になってくれれば(わからない人にはわからない勝手なつぶやき)。

 5月10日からiPad予約開始。現在Apple Storeで「予約する」ボタンを押したい衝動にかられる毎日。値段がそれなりに安いのも魅力だけど,

1)iPod touchやiPhoneのように指の動きでスクロールしたり,縮小・拡大する爽快な操作感。
2)どうやら電子書籍も結構充実しそうなので,電子ブックリーダーとしての価値。
3)iPod touchやiPhoneの小さな画面ではストレスを感じるアプリの操作性の向上。

などに興味がある。けれど,普通のパソコンであれば正面に見る画面が,机の上に置けば下方に,ちょっと見やすいように斜めに傾けたとしても依然として視線は下なので,肩凝りの人に辛いんじゃないかと。。。特に電子ブックリーダーやアプリで遊んでいる時間は良いけど,ワープロを使ったりeメールを使う時にタイプしなければいけなくなるとどうなんだろうなぁ。。。

今度の誕生日プレゼントはiPad希望します。よろしくお願いします!

2010年4月28日水曜日

もうすぐゴールデンウィーク

 4月ももう終わり。ついこの前,年が明けたと思ったのに,ついこの前,春休みが終わったと思ったのに,もう4月も終わりなんて。。。
 4月を振り返ってみると,学内業務としては予想していたよりは忙しくなかった。今日(4月28日)行うドキュメンタリーアワー用のビデオ探し,資料の準備,5月に行うファーストイヤー・セミナー,そして別のセミナーの準備等々あるのだけれど(そしてそのうち幾つかはまだ終わっていないのだけど),週末は案外ゆっくりとできたので,桜を探しに行ったり,イチゴを食べに行ったり,安佐動物公園に新しくできたレオガラスを見に行ったり,とても充実していた。
 その一方で今期はゼロから作らないといけない授業が2つあり,しかもmoodleとよばれるシステムを用いてeラーニングを活用した授業を作成しているので,思いの外時間がかかっている。少しずつ慣れてはきているものの,いまだ1日のほとんどの時間は授業準備に追われている。何だかこの大学に赴任して最初の数年間,授業の持ちネタもなく毎日のように朝8時前から夜中の12時近くまで授業準備に追われて研究室で仕事をしていた時のことを思い出すなぁ。。。今となってはそんなことはなかなかできないので,出来るだけ効率的に仕事をこなさなきゃいけない。長時間仕事やる=仕事を頑張ってる,ではないと思うので,出来るだけ短時間集中で仕事をこなして,プライベートはプライベートで楽しみたい(と言いつつ最近,研究をサボりぎみなので,こちらは言い訳できなくなってきた)。
 最後に,授業準備をしていて発見したサイト,TED。著名人による20分弱の講演がオンラインで無料で見れる!!何とiPodにもダウンロードできる。何よりも英語学習に最適なのは,字幕も付けられるということ。講演内容としては難解なものが多い気がするけれど,言語学を勉強している人なら誰でも知っているSteven Pinkerなども講演していたりするので,見なきゃ損です,これは。無料の英語学習サイトとしてはsmart.fmなんてものも有名だけど,こういうものを利用すれば無限に広がる英語学習の可能性。そりゃ英会話学校のニーズも低くなる訳だ。でも英語学習のリソース増加=英語力の向上,ではない。当然ながら,いかに継続的に効果的に使うか。僕自身も英語学習者の一人なので,時間を見つけて勉強します。
 

2010年4月7日水曜日

かわいい

 授業の準備をしていて,かわいい動画を見つけたのでリンク。決してこのファーストフード店の回し者とか,遊んでいた訳ではない(言い訳)。

http://www.youtube.com/watch?v=ZwkZHSbvBIY

2010年4月5日月曜日

桜の季節

 4月3日(土曜日)にはチューターガイダンスが行われ,英語英文学科の新入生と初対面でした。ガイダンス,そして土曜日の通学ということで疲れた様子でしたが,初々しくはつらつとしており,元気をもらいました(教員側の方が疲れてたかも)。個人的には学生同士の喋っている言葉に理解できないものが幾つかあり,何だかジェネレーションギャップを感じた一日でもありました(苦笑)。その中で気になった言葉『ハイスクール・ミュージカル』。僕は知らなかったけど,新入生はみんな知っていたので調べてみた。時代は巡るのねー,またもやミュージカルブームが来るんでしょうか。若ぶるためには,もう少し頑張らねば!
 開花予想より少し遅れて桜の季節。そう言えば,入学式で琴の演奏があり,「さくらを演奏します」と言われたので,てっきり童謡の「さくら」だと思ったら「桜といえばこの曲!ランキング」の8位の曲だったことにちょっとビックリした,というか面白かった。

↓4/4植物公園の桜
 

sakura.B03h0Ysq4TPD.jpg

2010年4月2日金曜日

入学式

 数年前から4月1日が入学式に設定され,年度初め早々何かと忙しい日々がスタートしました。本学の学長も新しくなり,入学式ではパワーポイントのスライドを用いながら告辞を行うなど何かと新しい試みが行われていました。特に1)高校から大学への円滑な移行<ファーストイヤー・セミナー>,2)交換留学などの国際交流について触れられていたのは,新学長の思いが込められているのではないかと感じました。
 春休みも何かと忙しかったけど,4月1日から忙しさが加速します。新入生の皆様,入学おめでとう!充実した4年間になりますように。そして忘れてはいけない,卒業生の皆様,いよいよ社会人。自分を見失わず,頑張りましょうね。

 と言いつつ,忙しさに負けて自分自身を見失いがちだったりして。。。

<今日の悲しい出来事>
 授業準備,ミーティング続きで疲れ果てている中で,革靴の底がはがれているのを発見。見かけはキレイなので,慌てて(時間も無いし)瞬間接着剤で「エイヤッ!」とつけようとしたら。。。手の指5本が靴の底にくっついた。次のミーティングまで時間は無いわ,全然取れないわ,情けないやら恥ずかしいやらで,一人研究室で声を抑えながらビリビリ引きはがしました。

今日の教訓その1:指1本ぐらい瞬間接着剤でくっつけちゃっても何ってことはないが,5本もくっつけちゃうと結構拷問。

今日の教訓その2:つけたい時にはつかなくてついて欲しくない時につくもの,それが瞬間接着剤。小学生向けのなぞなぞに最適。

↓写真はこの3月に卒業していったゼミ生たち

CIMG5525.lqI36HSyaghu.jpg

2010年3月24日水曜日

カナダ視察旅行記

 3月13日(土曜日)~3月18日の日程でカナダのバンクーバーに視察旅行に行った。日記は、視察の部分を除いたもの。前の日記に書いたけど写真もあります。

3月13日(土曜日)
 朝10時過ぎに出て広島空港に向かう。以前は関西空港からバンクーバーへ直行便があったらしいのだけど、今は無い。ということで広島ー羽田、羽田ー成田、成田ーバンクーバーという乗り継ぎをする羽目に。これが現国交相の言う空港のハブ化が必要ということか。国内の主要空港(羽田)に着きながら、国際線に乗り継ぐためにはバスで1時間かけて成田に移動しなければいけないというのはどう考えても非効率的。くたくたになりながら、成田空港から17時40分発のJALでバンクーバーへ。搭乗客が多く空席がほとんど無かったので、それでなくても狭いエコノミーの席ではこれまた疲れた。VIPになりたーい!日付変更線を越えてバンクーバーに到着したのが同じく13日の午前9時。一度終わったはずの13日をまた1から繰り返さなきゃいけない、何だかスゴロクの「振り出しに戻る」状態。今回の視察でお世話になるLyn Bennさんとも空港で無事に再会。ホテルまで送ってもらう。その後は同僚と二人で時差ボケ解消のため無理やりショッピングをしたりしたのだけど、あまりの疲れと眠気でダウン。一度ホテルに戻り休憩した後、改めて出直した。簡単なショッピング、そして夕食は中華系でシーフードのお店へ。新瑞華海鮮酒家(Sun Sui Wah Seafood Restaurant)というお店で、どうやら蟹(Alaska King Crab)が有名らしく、お店を入ると正面にある水槽の中には大きな蟹がたくさん!!お店では蟹を注文すると、料理をする前に足を広げると1メートルはありそうな蟹を生きた状態で持ってきてくれる。お客さんはそれを持って記念撮影をしたりしている。僕たちは二人だったのでバンクーバークラブ(Dungeness Crab)を注文。サイズは小さいんだけど、それでも二人では食べきれない位の大きさだった。メニューには日本語もあり、味も薄味で美味しいのでお勧め。現地の人達も沢山来ていたので有名店なんだと思う。ホテルに戻ったのが夜9時過ぎで10時過ぎには就寝した。

 ちなみに今回ホテルのあるRichmondは中国系の移民が多い街。1997年の香港の中国への返還の際に多くの移民がバンクーバーに来たらしい。実施この辺りでは白人を見かけることの方が少ない。というかこんなに日本料理店が多いとは知らなかった。

3月14日(日曜日)
 夜中の2時にDaylight Savingsによりいきなり1時間時計が前に進む。まあ17時間の時差を乗り越えてきているので1時間位時間が変わったっておまけみたいなものか。今日は明日から視察に行く大学のスタッフLynさんによる観光ツアー。Granville IslandCapilano suspension bridgeに行く。Granville Islandはアーティストがお店を出していたり、道端でパフォーマンスをしていたりして、何だか楽しい。中には日本酒を作っている所もあってびっくり。話を聞くとオーナーは福岡で修行をした人なんだとか。たまたまかどうかは知らないけど、お店にいた人は日本語を喋れました。Capilano suspension bridgeに到着した時はあいにくの雨。とりあえずは一周したんだけど、。。。カナダの自然を手軽に味わうという意味では良いのだろうけれど、天気が災いして疲れてしまった。夜はどこにもでかけずホテル内のレストランで食事、そして就寝。いよいよ明日から視察。

==========================
 という感じで残りは現地視察。朝から晩までずーっと忙しい中付き合ってもらった事に感謝。ほんっとに有意義だったけど,とても疲れた。でもご飯がおいしかったので許す(誰を?)。バンクーバー自体は自然が美しいけれど,街並みが美しいということはなかった(街並みの美しさで言えばやっぱりヨーロッパかな。日本も街並みはあまり美しくない。)。でも素敵な人に囲まれて良い思い出ができた。いつも思う事だけど,「旅=人との出会い」だね。以前就職したばかりの頃,毎年夏に学生の引率でイギリスに行ってたんだけど,その時は必ずその後1週間有給休暇を取ってバックパッカーもどぎなことをしていた。そこでの出会いは忘れられないなぁ。一度アイルランドのユースホステルで出会ったドイツ人二人の男子学生と飲みに行ったことがあって,「写真送るから連絡先教えてー」なんて言われたので,名刺を渡した。そしたら,「???」って目でその名刺をのぞきこんでた。大学教員がユースホステルに泊まってるのが不思議だったんだろな。うーん,今はそんな無茶なことができるだろうか。。。しかし,やっぱり海外旅行は良い!楽しい!最近プライベートで行けてないけど,また行きたいなー。
 ちなみにバンクーバーは移民の多い都市。ロンドンも移民の多い都市で,ロンドン市民のことをLondonerと呼び,誇りに思っている。バンクーバー市民にも同じような表現はあるのか気になったので聞いてみるとVancouveriteという呼称があるらしい。Londonerほど一般的ではないらしいけど。あとはカナダ人を呼ぶ言葉としてCanuckというものもあるらしい。ジーニアスで引くと((通例侮蔑))とあるけど,結構一般的に使われているみたい。
 

2010年3月20日土曜日

I'm back!!!

 3月13日(土曜日)~3月18日(木曜日)の日程で行っていたカナダはバンクーバーの視察から帰ってきた!日付変更線をまたぐので,実際に帰国したのは昨日19日(金曜日)。今回はバンクーバー→成田→羽田→広島空港→広島駅→お家,という成田ー羽田間の移動(バスで約1時間)が入っていたので大変だった。バンクーバー=成田間は約8時間なのに,日本国内についてからお家までも同じぐらいの時間がかかるって,何だか理不尽。昨日家に着いたのが午後11時,結構ちゃんと寝れたので今のところは元気。でも日本語やら英語やら,現在,過去,未来やらいろんなものがごっちゃまぜになって,いまいち思考がきちんと働かない。まあ,今日の卒業式が終われば明日,明後日と連休なので少しリハビリします。
 視察に関する日記はここに,そして視察のまとめについては研究のブログに近いうちにアップします。とりあえずはバンクーバーで撮ってきた写真でもどうぞ。

2010年3月12日金曜日

3月の予定

 休暇期間中はもっといろいろなことができるはずなんだけどなぁ。気付いてみたらもう3月も中盤。3月のイベントと言えば,これまでこんな感じ。

3月6日(土曜日)第2回キャンパス学習
 いわゆる秋の入試で合格した人を対象にしたキャンパス学習の2回目。1回目はぎこちなかった子たちも,高校を卒業して見かけ(制服→私服)だけではなく,中身も成長した様子。大学には行ってから勝負です。楽しい学生生活を送るためにも今のうちに勉強で苦労しましょうね。

3月7日(日曜日)後期入試
 本学のとりを取る入試。秋から始まった長ーい入試期間がようやく終わりました。今度は広島修道大学の学生としてキャンパスで会いましょう。

3月10日(水曜日)
 ゼロから企画立案をした講演会が無事終了。懇親会が終わり抜け殻。

3月はやろうとしたことが自分の容量を超えて120。そのうち実際に形になったのは10程度。形にならないお仕事はたくさんしたのだけど,何だか気持ちがとっても焦る。。。まぁ,これが来年度に一気に形になることを願おう。今週末からカナダ出張です。詳細はまた後日!

2010年3月4日木曜日

2009年度学年末授業アンケート結果

 後期末に行った授業アンケートの集計結果が返ってきた。3科目行ったアンケートの簡単なまとめ。設問は各5点満点(A=5,B=4,C=3,D=1の加重平均)。

「e-learning英語II」履修者数45人(回答者数34人)
設問平均4.7(科目別平均4.6,受講者数平均4.5)

e-learning英語に対する評価の平均点を頂いたという感じ。来年度は違う学科を担当しますが,より良い評価をしてもらえるように頑張ります。一番低かった設問は「学習意欲が増した」で,4.2。これは科目別平均でも4.2なので,科目自体の特徴と言えるかもしれないけど,改善の余地あり。この科目に関しては来年度eラーニングの利用方法も含め改善を行う予定です。

~自由記述欄より~
「アシスタントの方が優しくて質問しやすかった」をはじめ「先生のe-learningでよかった」など肯定的な意見をたくさんいただきました。有り難うございました。「席の周りがうるさかった」「黒板の字が少しみえにくい」などについては気をつけていたつもりですが,改善します。

「英語の諸相II(英語の意味論・語用論)」履修者数34人(回答者数26人)
設問平均4.9(科目別平均4.6,受講者数別平均4.7)

テキストは英語だし内容も難解なのだけれど,予想以上に高評価をいただきました。ただし履修人数が34人というのにも助けられているよね。「教員の声・話し方は聞き取りやすかった」,「黒板や機器等の使用が適切だった」,「質問や発言を促し,それらに充分対応していた」,「学生の反応や理解度をみながら授業が進められていた」は5.0,一番低いものとしては「学習意欲をかき立てられた」で4.7(科目平均4.3,受講者数別平均4.5)。この項目の評価は「e-learning英語」とも共通するし,ここ数年の課題。授業時間なんて限られているので,学生自身が興味を持って授業外で自発的に勉強してくれるような授業を展開したいなぁ。

~自由記述欄より~
「授業のプリントがとてもわかりやすかった」など理解補助プリントを準備した点については多くの学生に評価してもらいました。また授業中に観た映画も高評価でした。しかし,「先生の男レベルが高いこと。」とはどいうこと??男子学生からのコメントのようですが,同性からこのような評価をもらえるのは純粋に嬉しい。春休み期間中も頑張ってレベル上げます,ボスを倒せるぐらいに。

ゼミナールII」履修者数13人(回答者数10人)
設問平均5.0(科目別平均4.6,受講者数別平均4.7)

ほぼ5点をいただきました。その中で低かったのは「講義要項と授業内容が一致していた」4.9,「教材は授業内容の理解に役立った」4.9,「学習意欲をかき立てられた」4.8といった所。講義要項と授業内容は一致しているはずなんですけどねぇ。教材に関してはテキストが難解なこと,そしてゼミ生が準備するハンドアウトが中心なので,理解に苦労する時もあるのかもしれませんね。学習意欲に関してはゼミですからねぇ,もうちょっとかき立てないと,自分。

~自由記述欄より~
「毎回とても楽しかったです」,「生徒主体の授業進行で,分かりやすかったです。質問をしやすい空気づくりができているところ。」はい,それはいつも心がけていることなので評価してもらえてとても嬉しいです。「教材が重い」いや,軽い方だと思うけどなぁ(厚いけど)。「ゼミと就活がかぶったら大変なので少しだけでいいので考慮してくれたら嬉しいです」もちろん考慮はします。でもゼミと就活を両立させるのも大事なスキルですよ,一緒に頑張りましょう!

もうすぐ来年度が始まりますが,来年度もよろしくお願いいたします。

================================
追記:ネットで話題のtwitter。総理大臣や現職国会議員が情報発信しているのをはじめ,芸能人などもやってます。何と宇宙飛行士の野口さんが宇宙ステーションから発言したりもしています!!!新しい情報発信・検索ツールだと思います。慣れるまで少し時間がかかりますが,試しにやってみると面白いかも。

2010年2月25日木曜日

いや,そんなもの薦められても。。。

 インターネット書店大手Amazon,いや今や何でも購入できる巨大ショッピングモールか。ここでアカウントを作成しいろんなものを購入すると,自動的に「おすすめ」として様々な商品を紹介してくれる。これが結構的を得た商品を紹介してくれるんだけど,今回送られてきたメールのこれはないだろーー。せめて手を抜かず立ってなさい!

==================
話かわってMacな話
 出張に便利なMacBook Air。ちょっとした書類並に薄いので学会などに持っていくとみんなの注目を浴びる事間違いなしです。但しその薄さ故にEthernetポートがないので,インターネット接続可のホテルなどに宿泊する際にはApple USB Ethernetアダプタなるものが必要です。Apple Storeで売ってますが間違って買わないように。付属品で付いてます(間違って買いかけた)。
 我が研究室で活躍しているMacBook Pro。現在2歳。残り2年間は使わないといけないので本日メモリを2GBから4GBに増設しました。これでより一層快適になるはず。。。ですが,バッテリーが死にかけで,電源アダプタを外すと充電100%なのに30分も使えません。もはやノートじゃない。けど今年度の研究費はもう終わりなので,来年度までは我慢。

 さ,昼休憩も終わりだし,仕事に戻ろう。

2010年2月24日水曜日

Wish Listその3


 Wish Listその2で欲しいと言っていたポメラを買ってしまった。上位機種DM20が出たためDM10が実勢価格15,000円位(メーカー希望小売価格27,300円)になったので。使い勝手は。。。うーん,まだそこまで使い倒していないのでわからないけど,ポータブルに持ち運ぶにはとても便利。最近では常に通勤バッグの中で眠っている(起きろ!)。このブログを書くためにポメラのホームページを見ていたら,2010年3月9日にDM5というフレンドリーモデルが発売されるらしい!メーカー希望小売価格が20,790円だから更に安く販売されるのでは!?個人的に好きな色じゃないけど買うなら今だね。

 携帯機器で言えば今話題のiPad。Mac好きの人たちはまだ発売もされていないこの機器についてニヤニヤしながら話す。iPadのページを見れば何が出来るかは一目瞭然。ポメラじゃないけど,常に持ち運ぶことのできる高機能なメモ帳といったところだろうか。でもiPadの英語のページを見てみると事情は異なる。そう,日本語版に無くて英語版にあるもの。それはiBooksというアプリ,そしてiBookstoreがあることだ。いわゆる流行の電子書籍。以前のWIsh Listにも書いたけど,amazonのkindleと競合することになる。個人的にはiPadの売りはこの電子書籍だと思うんだけどなぁ。日本版で実現するかどうかは日本の出版業界との交渉次第といった所か。。。

ということでiPadを一応Wish Listに入れておきたい。買うポイントは「電子書籍が充実するかどうか」かな。iTunes Storeもアメリカのものは映画やテレビ番組が手に入るのに,日本版は残念な感じ。。。

2010年2月16日火曜日

函館出張

 詳細は研究のブログを見てもらうとして,出張で函館に3泊4日で行ってきた。広島から羽田空港へ約1時間,羽田から函館まで約1時間。まさにはるばる来たって感じの北国。夏の北海道は経験済みなのだけど,冬の北海道は初めて。寒い,歩道が凍ってる,海鮮おいしい,チャリ普通に走る。本当はここに行って幕末に思いをはせたかったのだけれど,ここに行っちゃった。えらい違いじゃ。凡人だ,自分。数枚の写真はここからどうぞ。

2010年2月8日月曜日

入学試験業務終了!

 2月1日の月曜日から6日の土曜日まで際限なく続いた入試業務終了!最終日に鼻風邪ひいたけど,何とか回復傾向。そう言えば去年も入試業務最終日に鼻風邪ひいた気がする。。。大学人たちは頑張ってお仕事しています!受験生の皆様,是非うちへどうぞ!(笑:って受験生は見てないか,このブログ)

 今回の一般入試とは別に,うちの大学でもAO入試(別名秋の入試)が導入されているけれど,この入試形態には賛否両論がある。詳しくはWikipediaのエントリーに結構面白くまとめてあるので参照して欲しい。AOとはいわゆる日本で言う入学センター的なもので欧米の大学にあるAdmissions Officeの略。欧米では入試が楽だと思われているけれど,実際には基礎学力を確認するためのテストの受験やエッセイの提出などを求められることが多い。しかも入学してから卒業するまでに様々なハードルがある。けれども日本の大学では受験生の囲い込みや偏差値の維持,など目的がずれてきてしまっている。AO=入りやすい入試なのだ。大学教育の質を向上させるためには,AO入試を始めとした秋の入試形態を見直す必要があるのではないだろうか。これは何もAO入試を止めろということではないのだけど。

 話は変わり,2,3月の春休みは自己研鑽をするための絶好の時期なので頑張らねばいけないのです。とりあえず今週末は函館に行ってきます。函館朝市!いやいや,きちんと勉強してきます。

2010年1月20日水曜日

大学教員であること

教師:
学術・技芸を教授する人
公認された資格をもって児童・生徒・学生を教育する人。教員。

教員:
学校に勤務して教育を行う人。教師。教育職員。

学者:
学問にすぐれた人。
学問を研究する人

先生:
先に生まれた人。
学徳のすぐれた人。
学校の教師。
他人を,親しみまたはからかって呼ぶ称。

================

先日,4年生から思いがけず素敵なプレゼントをもらって感激したのですが,自分って一体何なんだろうと思って教育者関連の定義を広辞苑で引いてみた次第。こう考えてみると,大学の教員って微妙。

1月ももうすぐ終わり。ということは授業も終わりな訳で,2,3月は学内関連業務が目白押し。そろそろ自分の大学教員としての立ち位置をしっかりしなければ。

2010年1月14日木曜日

ここはどこ?


誰だ!今年が暖冬だって言ったのは。。。「カメムシが多い年は雪も多い」という予報の方が結構あたります。秋に研究室の窓を開けていると迷い込んでくるカメムシの数,2009年>2008年。気象庁でも来年度からカメムシ予報を取り入れる事をお勧めします。


<写真は研究棟の屋上から見えるビッグアーチ(アジア大会が開催された競技場)>

2010年1月9日土曜日

お金持ちになりました

 プライベートで使っているhotmail(今はWindows Liveって言うのかな)の機能にプライベートメッセージというものがあるみたいで,先日そこに知らない人からメッセージが届きました。それによると,

「先日Ozawaという人が亡くなった。私は彼の弁護士だが,彼には身寄りが無く,南アフリカの銀行に720万米ドルの預金が残されている。そこでLast Nameが同じあなたに遺産を相続して欲しい」

マジっすか!?一般庶民の僕がいきなり約7億円の財産持ちですか!7億あったら家と別荘購入して,車も買い替えて,連日連夜飲み歩いて。。。うーーーん,夢が膨らむ!!でも,日本には僕と同じ名字の人はたくさんいるだろうし,そしたら早い者勝ちかなぁ,それとも人数割り??さ,続きを読もう。

「興味がある場合は早急に私のプライベートメールアドレスに連絡下さい。○○○@yahoo.com

って。。。yahooって。。。どんな弁護士やねん。

ネット上での当然の教訓:フリーのメールアカウントを使って送ってくるメールはかなりの確率でスパム。

2010年1月4日月曜日

新年明けましておめでとうございます

 昨日で冬季休暇も終わり,今日から授業が開始です。年が明けたなぁという余韻に浸っているとあっという間に月日が流れてしまうので,今日からまた気合いを入れて頑張ろうと思います。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年は私生活も仕事も何だか慌ただしく,おまけに年度始めに体調を崩してしまうなど散々でした。今年のテーマは「進」。ゆっくりでも良いからとにかく後退することなく前に進んでいければと思います。年末年始は相変わらず暴飲暴食と帰省でゆっくりできたような慌ただしかったような日々だったのですが,親戚で飲んでいる時に2009年を振り返って1年を表す漢字を1文字で考えようという話になりました。それがまあ大人たちの漢字は惨憺たるもので。。。

「折」:心が折れた
「沈」:体調不良で心が沈んだ
「凡」:平凡だった
「忙」:とにかく忙しかった
「慌」:ドタバタした

何だか可笑しいやら悲しいやらだったのですが,その場に居合わせた小学生の甥っ子,姪っ子の言葉に救われました。

「楽」:1年間楽しかった
「嬉」:いろいろ嬉しかった

ちなみに僕の2009年の漢字は「慌」。今年を表す言葉が明るいものになるように頑張ります。皆さんの2009年はどんな漢字でしたか?