この前、3年生の学生と話していた時にスマホの話になったんだけど、「高校の時はガラケーでした」という人がほとんどだった。今や中、高等学校では"公式"には禁止されているものの、私生活でスマホを使ってない人の割合はかなり低いと思う。スマホは検索や人とのコミュニケーションにおいてかなり便利なツールだと思うけど、スマホに縛られすぎる生活をしたって面白くない。
スマ田スマ子のとある1日(フィクション)
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AM 7:00
スマホのアラームで起きる。まずはスマホで友人たちの動向をチェック。自分が寝ている間に面白いやり取りとか行われていたら辛い。「あの子が参加したコンパ楽しかったんだね。うらやましい。」
AM 8:30
さあ学校に行こう。スマホ、スマホっと。暇なのでtwitterやfacebookをチェックして一喜一憂。「あいつすげえな」「こいつはうざい」。LINEでメッセージが届く。あっ、あの子今日は授業サボるんだ。ああ朝から疲れた。ゲームでもして気晴らししよっと。
AM 9:00
学校に着いた。授業面白くない。あっ、友だちからLINEのメッセージが!早く返さなきゃ。ん?twitterでは「××の授業面白くない。うざい。」って誰かがつぶやいてる。わかるわかる、その気持ち。お気に入りにいれておこっと。あっ、授業が終わった。
PM 0:00
目の前の友だち?いや仲良くないし。B子今どこにいるかな?LINEで聞いてみよっと。あっ、返信来た。○○にいるのね。じゃあ、そこに行くね。「おつかれ、B子、ねえねえ、この写真見て!面白くない?」
PM 10:00
家に帰る。今日はバイトもないし暇だな。とりあえずtwitterやLINEで話し相手を探すか。あっ、英語の予習もしなきゃ。アプリ、アプリ。有料の辞書アプリ?高いからそんなの買ったって無駄だし。あっ、またメッセージが届いた。もう私忙しいんだから!ん?何だか眠たいなう。スマホのアラームをセットしてっと。みんなおやすみ〜、また明日ね〜。
(1日のはじまりに戻る)
なぜ僕は授業でスマホに触ることを禁止するか。それはとてもシンプルで(1)90分間位スマホに触らない時間があっても良いじゃない、(2)暇になったら周りの人と仲良くなれば良いじゃない、という思いがあるから(禁止しても隠れて触る学生もいるけどね)。真面目に聞いていて行き倒れて(笑)眠りにつく学生なんてかわいいので、怒らない。
英語は相手が人であれ本であれ、コミュニケーションのためのツールだと思う。なのに、本や人とコミュニケーションをすることを恐れて、スマホで仲の良い人たちだけとコミュニケーションを取っているつもりになるのは何だかとてももったいない気がするのです。
ちなみに僕も仕事上、オンラインの時間が多いけど、主なSNSの使い方は次のような感じ。年齢の割にはかなり使っている方だと思う。だから、スマホやSNSが嫌いという訳ではありません。
・twitter=「主に仕事のお供」
心のつぶやきもあるけど、基本的にはtwitterのつぶやきは誰に見られても困らない(はず)。twitterのお陰で、普通であれば絶対に知り合えないような一流の同業者たちとやり取りができるのはとても嬉しい。見知らぬ人をはじめ、勤務先の学生や卒業生がフォローしてくれたりメッセージをくれるのは歓迎だけど、フォローは原則として返さない(学生のプライベートを覗き見る趣味はないので)。
・facebook=「友人や卒業生たちの近況確認」
「海外で大人気!」というキャッチフレーズに釣られて始めてみたが、実際にはそうでもなかった(笑)。実生活での友だちだけではなく学生や卒業生も「友だち」なので、あまりプライベートなことは書かない。少しでも知っている人から友だちのリクエストが来るのは歓迎(リクエストと同時にメッセージも送ってくれると認識しやすい)。でもわざわざ自分から誰かを探し出してリクエストというのはあんまりしない(学生にはこちらからリクエストは出さない)。友人や卒業生の近況を知ることができるのはいいね!
・LINE=「ゼミ生とメッセージをやり取りする手段」
友人とのやり取りをクローズドな環境でやって何が面白いの?と思っていたが、実際に始めてみるととても便利!いちいちメールで連絡しなくても、全員でメッセージのやり取りができる方法を覚えると、メールの一斉送信が煩わしくなる。でもスマホを持っていない学生がいるとLINEではない方法も考えないといけないね。プライベートではあまり使いこなしていない。スタンプも買ったことがない…。ごめんなさい…。
ちなみに意図的に通知機能をすべて切っているので、見たい時だけ見るという使い方です。返事が遅くてごめんなさい。
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